二日目は
古代信仰を起源とする
新宮熊野速玉大社
熊野川河口近くに鎮座する熊野速玉大社は、128年に熊野三所権現が
降り立った元宮である神倉山から、現在の地に最初にお社を建てて
お祀りしたことから、この地を新宮と呼びます。
圧倒的な存在感
手植えと伝えられていて、国の天然記念物に
指定されています。
速玉大社を後にして
参道近くの香梅堂でお土産
鈴の形をしたカステラの
ようなお菓子を購入。
次に目指すのは神倉神社
「ゴトビキ岩」といわれる巨大な岩を御神体として鎮座し
古代信仰の崇高な霊気を今に伝えるとされる。
ズームで撮ってるけど、本当に高い山の
上にお祀りされています。
マジかぁ~!!
最強に急な石階段
ここからは、急な階段が怖すぎて
写真なんぞ撮ってる余裕はありません。
息を切らしながら這うように這うように登っていきます。
そうじゃないと転げ落ちそうな急な石階段なんです。
恐ろしや~
この538の石段は、鎌倉時代に源頼朝が
寄進したと伝えられています。
この岩や石を遠い古の人々が積み重ねたのかと
思うと言葉になりません。
皆の中で、最年長のヴィエイユが真っ先に
バテるだろうと思っていたら
一番最年小の私の息が上がって上がって
どうにもなりましぇん!!
ヴィエイユが手を引いて
付き添うように一緒に上がってくれました。
登り切った先には神倉神社から
一望できる街並みが爽快に広がっていました。
苦行の「登ったど~」
下ばっかり見ながら上がったので、
今だ背後のゴトビキ岩に気付いていない
「ところでゴトビキ岩ってどこにあるの?」
「後ろ、後ろ」大爆笑されながら後ろを振り返ると。。。。
この大迫力に圧巻!!お見事でした。
皆で「登ったど~」
また、帰りの下りも怖かったぁ~
雨で滑るし。。。。
苦行のあとは腹ペコ焼肉ランチ
目指せ、熊野牛
焼肉ひげ
ここ、いいお店でした♪
メニューも多彩でお肉の質もいい。
店員さんの感じもグー◎
まずは牛タンだよね
ミノやホルモン、熊野牛の赤身
ミノやホルモンが新鮮で臭みもなく
美味しかったです。
熊野地鶏
センマイ刺し
熊野牛 サーロインや焼きしゃぶ用のロース
熊野牛赤身
午前中の疲れが吹っ飛ぶ美味しさの焼肉でした。
午後はいよいよ熊野古道を歩きながら
熊野那智大社を目指して古道歩き
いざ出陣♪
一礼
古道を歩いて行くと大きな杉の木が
並んでそびえ立っていました。
大迫力のこの杉は「夫婦杉」といいます。
樹齢800年って!!!
こうして写真で見るとゆるい傾斜に見える石畳も
実際、登ると「ゆるくない」
智ちゃん、スタスタ早ーい!
本気の膝テーピングとスニーカー(しかも緑色)が目立つぜ♪
お、こちらも樹齢800年
それにしても、半田夫妻のペースについて
いけず、どんどん遠ざかっていく~♫
もう見えない
私の息は相変わらずぜぇぜぇ。。。
肺活量少なっ!!
息を切らしながら
やっと、参道入口に辿り着いたのだが。。。
急な階段を登り切って嫌な予感。
恐る恐る角を曲がってみると
また急な登り階段が延々と続く。。。。泣
マジかぁ~!!
上がって上がって、やっとの思いで熊野那智大社の
鳥居前に到着したのだが。。。
また急な階段があるじゃないかっ!!
笑うしかない!
どれだけ長くて急階段かわかっていただけますか?
それでも、ご高齢のおばぁちゃんがせっせと上がってきます。
息を切らしてる自分が情けない。
古道からゆっくりゆっくり歩きながら
こんな高さまで上がってきたのかと思うと感動的。
天気が良かったらもっと良かったのですが
修験道に相応しい雨でした。
やっとお清めです
起源とした修験道の聖地
熊野那智大社
御神木
那智大社は、三山の中で最も神仏習合時代の名残を
残しているといわれ、神社と寺院が隣接して建っています。
寺院を通り過ぎてすぐ先に
おぉ~っ!!
古代から信仰の対象となっている落差133メートルを
誇る那智滝。総合落差では日本12位だけど
一段の滝としては日本一。
日光の華厳滝、茨木の袋田の滝と並び
二本三大名瀑の一つに数えられ、現在でも那智大社別宮
飛瀧神社の御神体として崇拝されています。
今度は、降りて
下って下って
滑って怖いよ~ん
一礼
鳥居を抜けて
また下って下って
すぐ傍まで参りました~!!
胸が熱くなるほど感動的(泣)
熊野那智大社を後にし
この日の宿、万清楼に到着
荷物を置いてすぐ
宿の真ん前にある船着き場へ
この船に乗って
万清楼の姉妹館のある浦島へ
小さな島の大きなホテルの温泉に向かう
ひとっ風呂浴びて
また船に乗って万清楼に戻り
期待大の夕食星三つ☆☆☆
万清楼のお料理は評判とのことで宿泊しましたが
お刺身やぶり鍋、先附、どれも美味しかったです。
しかも、宿で働くスタッフの皆さんもとても感じが良かった。
それも大事なポイントですよね。
一人一個の鮑にも感動♪
宿でたらふく食べたのに
地元で人気の和歌山ラーメンをどうしても
食べてみたくて。。。。
浴衣の上にダウンを着込んでいざ出陣♪
「俺の胃袋は宇宙だぜ」
控え目にミニラーメン
こうして宿に戻り、またゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒し
部屋で乾いた喉をワインで潤して。
横になったとたん爆睡するという心地良い眠りにつきました。
明日は、いよいよアドベンチャーワールドかぁ。。。。
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