2024年10月5日土曜日

ナカザワヴィンヤード 中澤さんご夫妻がご来店!!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

こんにちは、前川です。

 

メルマガ会員様には重ねてのご案内となってしまいますが

102日(水)より、毎週水曜日を

定休日とさせていただく運びとなりました。

人手不足等が主な要因ではございますが、

より良いお店作りを目指していく為にも

定休日が必要となったことをご報告させていただきます。

 皆様のご理解ご協力と変わらぬご愛顧の程、

改めてどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 


 さて、先日、927日岩見沢のナカザワヴィンヤード中澤さんご夫妻が

クリサワブランを納品にいらしてくださいました!

(ごめんなさい、中澤さんの写真を撮りそびれてしまいました……)

数日後には収穫も始まるとの事でお忙しい中ですが、

ピノ子オーナーと一緒に貴重なお話を伺うことができました。



クリサワブラン2023

/ナカザワヴィンヤード


※生産量が少なく、より多くの方に飲んでいただきたいため

一般販売は予定しておりません。

数ヵ月経って美味しくなった頃に

多くの方に楽しんで頂けるように

飲食店様を厳選して販売させていただきたいと思っております。

 


 

まず2023年のクリサワブランの話から。

過去2年間は少し揮発酸が出てしまいましたが

今年は満足のいく形に仕上がったそうです。

近年は葡萄の糖度が高くなっているため、

「きちんと発酵を終わらせ綺麗なワインを造る」ことが目標。

発酵が終わらないと、瓶詰後に発酵し、

微発泡になってしまうこともあるそう。

「発酵がきちんと終われば、味はついてくるから」

と頼もしいセリフを頂きました。

 

また気になる温暖化の影響ですが

空知は温暖化というより気温の極端化が進んでいる印象で

冬が非常に寒くなってしまいます。

寒くなると収量も減ってしまったり、

空知の特徴として葡萄樹が枯れやすくなることも。

樹齢による植え替えというよりも

枯れてしまったところに新しい樹を植えているそうです。

新しく植えているのは

サヴァニャンやソーヴィニヨンブランなど

温暖化もふまえて酸が残る品種とのこと!

 

お二人だけで畑作業をしていると大変なことも多く

ウサギが畑を狙いに来たり、鹿が新芽を食べてしまう等

動物の被害も多いそうで、畑の周りに囲いをつけているそうです。

昨年、道南の葡萄畑では鳥被害も大きく、

もし今年もやってきたらロケット花火で戦うつもり、と。

美味しいワインを造るために、年中葡萄畑と向き合っている姿を見て

本当に尊敬します。

生産者が一番すごい!ピノ子オーナーがいつもお話している通りです。

 

色々とお話を聞かせて頂いて、

その上でワインが更に美味しくなることももちろんありますが

中澤さんは、苦労話や物語は知らなくても

ワインを飲んで美味しいねと思ってくれるのが一番。

との思いでワインを造り続けてくださっています。

美味しく飲んで欲しいとの思いで

コツコツと自然と向き合いワインを造られている

中澤さんのような方がこの日本で

素晴らしいワインを造っていると思うと

誇らしい気持ちになります。

 

とはいえ、こんな素敵な方々がワインを造っているんですよと

お伝えするのが我々の努め。

これからも生産者さんと皆さまをお繋ぎできるよう努めて参ります!

 

 

中澤さん、由紀子さん、お忙しい中

貴重なお話をしていただきありがとうございました。

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております!


0 件のコメント:

コメントを投稿