2025年7月7日月曜日

小山浩平さんを囲む、グリーンソングスの夜 〜Vegan French L’Espéranceとともに〜

                                                         


皆様こんにちは。

いつもブログをご覧いただき

誠にありがとうございます。

札幌ワインマーケットの川上です!


札幌にも暑い夏がやってきましたね!

快晴!暑い!なんて素晴らしき!

ワイン日和でしょう☺

このように何かにつけてワインを楽しむ口実を

日々考えております。(笑)



さて、先日 620日(金)、

昨年に続きとても嬉しいことに!

グリーンソングスの小山浩平さん

ご来店されました。


(緊張しすぎて身体が硬くなり

前日に筋膜リリースをしてきた川上です)



その素敵な時間のお話をお伝えさせてただきます☆

読んで頂けましたら嬉しいです!



6月はニュージーランドでは冬☃

そして小山さんのバースデーも兼ねて

今年も来てくださいました。



今年も恒例の日付更新をして頂き

沢山のボトルにサインをいただきました☆





🍇🍇🍇🍇🍇

そしてお店を後に・・・のつもりでしたが。


なんと!!!

浩平さん直々に店先のブドウ(デラウエア)を

整えてくださいました!


先程までの穏やかな小山さんとは違う

鋭い目線👀の浩平さん。

息を吞むような手の技にゾクゾクしました。





少しだけ病気に罹っていたそうでしたが
スッキリ綺麗に☆
実も活き活きとしてきました🍇





若干押し気味の時間となりましたが。笑


場所を変え

    

ヴィーガン・フレンチレストラン

LEspérance(レスペランス)」にて

ニュージーランド・グリーンソングスの

ワイン生産者

小山浩平さんを囲むワイン会を開催しました。




白山シェフを始め、グリーンソングスのワイン

そして小山浩平さんを好きな方々が集い

和やかでありながらも、笑いと共に造り手の想いに

静かに耳を傾ける

心地よいひとときでした。


 

 

静かな情熱を語る、小山さん

かつて異なるキャリアを歩んでいた小山さんが

ニュージーランドでワイン造りを始めた背景。


そこには、

土地やぶどうに対する真摯な向き合いと

どこか「人の営み」を大切にする

そんな温かさがありました。




「100年前に愛されていたシャルドネは、

100年後も飲まれている。」 


そんな言葉に、小山さんの
シャルドネへの深い敬意と
古き良きスタイルへのこだわりが感じられ
浩平さんをますます大好きになってしまいました☺

🍷入社時に、初めてピノ子社長に飲ませていただいたのも浩平さんのシャルドネでした🍷


🍴🍴🍴🍴🍴

今宵のラインナップ

 

この日テーブルに並んだのは、

小山さんが手がける6種類のワイン。

そして白山シェフが施す美しく洗練された料理。



• ペットナット × 蟹と根セロリのタルト・


きめ細かな泡立ちとやさしい果実味。

グラスから立ち上る生命感が心をくすぐります。


この日は、蟹と根セロリのタルトとともに。

タルトのほのかな甘みと海の旨味が

ペットナットの爽やかな泡と絶妙にマッチして

食前から心を解きほぐすような

優しいペアリングでした。




• オールドスクール シャルドネ × 蕪とホーリーバジルのスープ・


樽の使い方が控えめで

シャルドネ本来の美しさを丁寧に引き出した1本。

クラシカルで「綺麗なワイン」という言葉がぴったりでした。


合わせたのは、蕪とホーリーバジルのスープ。

そこに忍ばせた牡蠣と雲丹が

スープ全体に海の旨味と奥行きを加え

ワインのミネラル感と見事に呼応。


滋味深くも華やかさを感じる

心に残るペアリングでした。





• ファンキー ソーヴィニヨン ブラン × ローストポーク アンチョビのソース・


通常のソーヴィニヨンとは一線を画す個性派。

全房発酵しファンキーという名の通りの力強さ💪

そして穏やかな酸と香りのバランスが絶妙で

口の中で踊るような印象。


ペアリングは、ローストポーク アンチョビソース
遊び心に富んだ一皿。

ワインの果実味とハーバルなニュアンスが
アンチョビの塩気や隠れた梅干と見事に拮抗し
記憶に残るマリアージュでした。




• チルドレッド × ルヴァーブのパフェ・


新たなる挑戦ともいえるワイン。

冷やしても崩れない果実味と

軽やかさの中に感じる確かなボディが印象的で

今の暑い時期だからこそ更に映える一本。


この日は、イチゴとルバーブのパフェと合わせて。

果実同士が自然と寄り添い

ワインの心地よい酸とイチゴの甘酸っぱさが

口の中で優しくほどけるような・・・

心に残る味わいでした。


小山さん曰く

味わいにしっかりとした芯があるため

BBQなどの力強い料理にも合うとの事。

デザートからメインまで全てにマリアージュする

素晴らしい一本🍷


 



• ピノ ノワール × 時鮭燻製 赤ワインソース・


滑らかで優しいタンニン。

冷涼な気候が育んだ

透明感のある果実味が印象的でした。


お皿には、時鮭の燻製 赤ワインソース。

小山さんのピノノワールを使ったソースが

料理とワインを見事につなぎ


素材とワインの“呼応”を感じるような一体感。





• レイトハーベスト リースリング × ブルーチーズケーキ・


完熟したぶどうの凝縮感と

上品な甘さが魅力のデザートワイン。


レイトハーベストならではのとろみと

きりっとした酸が甘さを引き締め

長く美しい余韻を残します。


ブルーチーズケーキとともに。

塩気とコクのあるチーズに

リースリングの甘美な味わいが溶け込み

マリアージュを楽しむことができました。




~この日はワインに合わせて、

シェフが特別なメニューをご用意してくださいました。

白山シェフのグリーンソングスのワイン、

そして小山さんへの深い愛が溢れた料理でした~



🍇🍇🍇🍇🍇



ワインの小話とニュージーランドのテロワール



「泡は酔いやすいんですよ!」



小山さんの笑顔とともに語られたワインの小話。
炭酸(二酸化炭素)がアルコールを
身体に吸収させやすくするため
泡系のワインは特に
酔いが早くなるのだとか。
そんな科学的な裏付けに
会場も和やかな笑いに包まれました。

暑い日が続く夏が始まり

泡系をついつい飲みたくなってしまいますが

皆様是非浩平さんの言葉を忘れず…

心に留めておいてくださいね!(笑)



また、小山さんが拠点とするニュージーランドは

「南半球のブルゴーニュ」と称されるほど

冷涼でぶどう栽培に適した土地。

冷涼気候と言われる場所が世界的に減る中で

ニュージーランドは唯一と言われているそうです。


だからこそ生まれる

あのエレガントでピュアな味わい。

日本人の繊細な感性にもどこかフィットするものが

あるのかもしれません。






おわりに

 

一杯のワインの背後にある、

土地の空気、造り手の想い、

そしてその人の人生。

小山浩平さんのワインには


それがまっすぐに表れているように感じられます🍇

 

静かで、誠実で。

どこまでも真面目。

でもふとした瞬間に

遊び心と冒険心が顔を出す。


そんな小山さんの人柄が

そのままカタチとなったような

素敵なワインたちでした🍷

 


毎年いろいろな挑戦をされている

小山さんが手掛ける

グリーンソングスのワイン。


その年の気候や畑の表情、

そしてご本人の想いが映し出されたように、

毎年少しずつ違う魅力を見せてくれます。



ヴィンテージごとに手に取っていただくことで、
ワインの奥行きや小山さんの想い。
そして面白さがより感じられると思います☺






どうぞ今年の1本も、

じっくり味わっていただけたら嬉しいです🍷

 

また次のヴィンテージで、

どんな物語がグラスに注がれるのか。

今から楽しみでなりません!





また来年。お逢い出来ることを楽しみに、

そして皆様にも味わって頂きたいと思います。

サイン入りは限りがございますので、

是非お早めにご来店ください☆



🍇🍇🍇🍇🍇



 



浩平さん!来年もお待ちしております(^^)



皆様も是非お立ち寄りください。

お待ちしております🍷






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