2023年1月28日土曜日

スペイン、ナバラの極上ホワイトアスパラ





こんにちは!
ピノ子です。
本日は、私のスペイン旅の思い出
「ホワイト アスパラ」のご紹介
実は、自分が食べたくて仕入れました。


ヨーロッパでは、アスパラと言えば
ホワイトアスパラが主流(しかも極太)
春を告げる高貴な野菜として親しまれ
日本人にとっての筍や独活
菜の花のような存在です。


こちらのホワイト アスパラは
スペイン北部のナバーラ産。
現地でも高級品です。
しかも、とーっても極太!!


柔らかい歯触りと
口の中でほろほろとろける繊維質。
丁寧な栽培方法と清らかな
水が生み出す極上品
現地では、サラダに合わせて
マヨネーズやヴィネグレットソースと
合わせます。




720g  2400円(2592)



スペインで食べた下の写真の
シンプルなサラダの
美味しさが忘れられなくて....
レタス、玉ねぎ、トマト、ツナ、オリーブ
そしてホワイト アスパラ!
シンプルにビネガーとオリーブオイルで
味付けされていました。





茹で卵、玉ねぎ、パセリを
細かくみじん切りにし
塩・白こしょう、マヨネーズを加えた
タルタルソースと共に食べても絶品です。
ちょっとした、おもてなし料理に大変身




 葉っぱ、アボカド、トマト
ホワイト アスパラに
ほぐした毛蟹の身をこんもりと。
爽やかに柑橘を効かせた
ヴィネグレットを添えて。
普段のサラダが豪華になります。
                                                                                                                                                                                                                                    


一足先に春の訪れを感じませんか?

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

2023年1月26日木曜日

バレンタインにおすすめのワイン

こんにちは!ピノ子です!
もうすぐ
バレンタインなのを思い出し
チョコじゃないけど
ワイン好きの男性に
自分が贈ってみたいと思う
お薦めワインを
セレクトしてみました。
贈り物を意識してこんな
ラッピングもいかがでしょう。
ちょっと気合入れてみました。


 まず始めは、イタリア・トスカーナの伝統的な甘口ワインからご案内させてくださいね。「聖なるワイン(=ヴィン サント)」という意味を持つこちらのワインは、トスカーナの土着品種であるトレッビアーノ、マルヴァジア、サンコロンバーノ種という葡萄を陰干し、極限まで糖度を高めてから仕込まれた甘口ワインを、栗や桑の木の小樽に入れて5年間静置。ゆっくり時間をかけて熟成されたワインは、得も言われぬ奥深い味わいの贅沢な逸品に変貌。アプリコットやいちじくのアロマ、蜂蜜やアーモンド、キャラメルを思わせる濃密な味わいが魅惑的です。地元の人は食後、ビスコッティと一緒に楽しまれるそうです。食後にデザート ワインを嗜む文化って素敵ですよね。


Vin Santo 
Bianco dell'Empolese DOC 2008
ヴィン サント ビアンコ デッレ
 エンポレーゼ

(生産者:ファットリア ピアッツァーノ)

甘口 375ml  6500円(7150)

                  


  
お次のワインは、フランスが世界に誇る天然甘口ワインのご案内です。
ボルドー・ソーテルヌ地区は貴腐ワインの銘醸地。こちらのルーミュー ラコストは当店のド定番ともいえる貴腐ワインでして、オープン当初から棚に並んでいます。セミヨンという葡萄品種100%で造られていますが、香り高く濃厚、芳醇な味わいは「さすがソーテルヌ!!Trés Bien!!」です。こちらの貴腐ワインも、現地では食後にチーズと合わせて楽しまれています。

Château 
Roumieu Lacoste Classique 2018
シャトー ルーミュー ラコスト クラシック

(:生産者元詰)


甘口 375ml   3200円(3520)

                  



続いては、フランス・アルザス地方のデザート ワインです。
ヴァンダンジュ(=収穫) タルディヴ(=遅い)とは、遅摘みを意味し、通常より数週間、意図的に収穫を遅らせ、乾燥し糖度が上がって凝縮した果実から造られるワインを指します。貴腐の影響を受けた葡萄というのも規定されており、使用して良い品種もアルザス地方の伝統的な貴品種、リースリング、ピノ グリ、ミュスカ、ゲヴェルツトラミネールのみが許されています。デザートワインとしてだけじゃなく、食中にフォアグラのテリーヌやポワレと合わせても最高の相性ですよ。

Riesling Vendanges Tardives 
Cuvée Antoine 2007
リースリング ヴァンダンジュ タルディヴ 
キュヴェ アントワンヌ

Pinot Gris Vendanges Tardives 
Cuvée Feliz Vieilles Vignes 2007
ピノ グリ ヴァンダンジュ タルディヴ 
キュヴェ フェリス

(:生産者 ジェラール メッツ)

甘口 各500ml   3200円(3520)



               


 こちらは、フランス・ボルドー格付第3級、ハートのラベルで親しまれている「シャトー カロン セギュール」のサード ラベルです。華やかな香りとみずみずしいフレッシュな果実味が魅力的。2015年はボルドーの当たり年でもありますので、特におすすめです。

Saint Estephe de Calon Segur 2015
サンテステフ ド カロン セギュール

(:生産者元詰)

375ml 2900円(3190)

750ml 5000円(5500)


                 



最後は、フランスが誇るスパークリング ワインの銘醸地シャンパーニュより、平和の象徴である二羽の寄り添う鳩とハートがモチーフのラベルが可愛くて、尚且つ味わいも素晴らしい!その名も「愛し合う恋人たち」というシャンパーニュです。バレンタインに限らず、記念日やご結婚のお祝いにご購入される方も多いです。

Henry de Vaugency 
Cuvée des Amoureux 
Blanc de Blancs Grand Cru NV
キュヴェ デ ザムルー ブラン ド ブラン
 グラン クリュ 

Henry de Vaugency Cuvée des Amoureux Rosé Brut NV
キュヴェ デ ザムルー ロゼ ブリュット

(生産者:アンリ ド ヴォージャンシー )



750ml  ブラン ド ブラン 6100円(6710)

750ml  ロゼ ブリュット 7000円(7700)



                  

今日の嬉しかったこと。

当店のすぐご近所に住んでいたIさんご夫妻。少し離れたエリアにお引越しされてから、ご来店される頻度が以前より減っておられました。とても感じの良い素敵なご夫妻でしたから時折、「お元気かな?」と思い出したりして。そんな折、奥様が久しぶりにご来店されました。ご主人のお誕生日が近いので特別なワインをプレゼントしたいと。その特別なワインを選ぶ場として当店を思い出して下さったことが心の底から嬉しくて、うるっと泣きそうになりました。とても有難く、身も引き締まる光栄です。本当にありがとうございました。
いつも、お客様から多くの励みを頂戴しております。良い仕事をして少しでもお返しできたらと思います。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

2023年1月12日木曜日

グリーンソングス小山浩平さんご来店!

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

皆様こんにちは、スタッフの前川です。

 

12月末のお話になりますが

グリーンゾングスの生産者

小山浩平さんが当店にいらして下さいました!

当店にいらっしゃるのも3年ぶり、

なんと日本へ帰ってくるのも3年ぶりとのことでした。

 

色々と貴重なお話を伺いましたので

皆様にもお伝えさせていただけたらと思います。

 

ピノ子オーナー

「私、どう見たって小結じゃん!

こんなに太ってる写真載せるの恥ずかしいな

浩平さんがスリム過ぎるよね!

あ、私が太り過ぎてるのか!」

と言うので一番小さくして

写真を掲載します(苦笑)





「本当はスタッフの皆さんにもご挨拶と思っていたのに
雪の影響で名古屋からの飛行機が遅れてしまって。。。」
早番のスタッフは、午後15時~16時で上がってしまうので
お会いできたのは、ピノ子オーナーと私だけ。
なので私も記念に一枚(ラッキー)

浩平さん推しの
ファンキーソーヴィニヨンブランと
ピノノワールと共に



壁の生産者サイン


ご来店の日付も更新して頂きました!



浩平さんのフラッグシップともいえる
「グリーンソングス ソーヴィニヨン ブラン」と

「ファンキー ソーヴィニヨンブラン」の

何が違うのかというと

ファンキーの方はニュージーランドでは珍しく

樽発酵・樽熟成をさせたソーヴィニヨンブラン。

優しい果実味と樽の風味のバランスが素晴らしいです。

樽香のあるボルドーブランを想像していただくと

イメージしやすいかもしれません。


ファンキー ソーヴィニヨンブラン



それから、浩平さんからビッグニュース!

「今シャンパーニュの研究をしているんですよ」と。

お話を伺うと瓶内二次発酵の本格的な

スパークリングの醸造を計画しているとのこと。

瓶内熟成は時間がかかるため完成は

まだ先ですがとても楽しみですね。

 

ご来店いただいた後

当店のブログでもお馴染み

円山すだちさんに食事へ。

私もご一緒させていただきました。

(すだちさんのお料理もあとでご紹介させてくださいね)

 

お料理と一緒に

グリーンソングスのソーヴィニヨンブランを

提供していただきました。

小山さんに最初のテイスティングが出され、

「このワインはなんか造ったことがあるみたいなので、

テイスティングしなくても大丈夫」

とお答えされ、場を和ませてくださいました。


また「ワインの世界って怖いですよね。

アンリジローの次にグリーンソングスがくるんですよ。

穴があったら入りたい気分です」

(最初はアンリジローのシャンパーニュで乾杯)

なんて謙虚なお方なのでしょう。


お会いする前に、ピノ子オーナーから

「浩平さんって、東大の法学部出てるんだよ!

すごくない?? なのにフレンドリーで優しくて

気さくでとっても素敵な方なのよ!本物の凄い人って

決して偉ぶったり調子に乗ったりしないよね」

と聞かされていたので、実際にお会いして納得!

本当に素敵で紳士的な方でした。

 

早速、ソーヴィニヨンブランを飲んで、

ピノ子オーナー

「うーん、やっぱり美味しい!!

ピュアな透明感が美しい!

この優しい味わいが料理と合う!」

柔らかな果実感と染み渡るような旨みが

とことん美味しく、すだちさんのお料理とマリアージュします。

一般に思い浮かべるニュージーランドのワイン

(トロピカルで甘草の香りが強めな感じ)

というイメージを持って飲むと、いい意味で

かなり違った印象を受けるかもしれません。

ソーヴィニヨン ブラン


ワインだけでも、もちろん美味しいですが

是非食事とともに楽しんでいただきたい

日常に寄り添うフードワインなのです。

 

「どうしたらこんな美味しいワインを造れるのですか」

という質問には「結構大変ですよ」と笑いながら。

グリーンソングスの今についてもお話してくださいました。

 

現在、グリーンソングスは

富乃宝山で知られる西酒造と共同計画し、

畑が3haから50ha程までに増えているそです。

以前は全部自分で畑の管理もしていたけれど、

今は栽培チームと醸造チームに分けて

10名程のスタッフと一緒に働いています。

オーガニック栽培なので、もちろん畑は良く見ている

畑が3haの時と変わったところは

栽培醸造責任者として全体を管理しているので

Trust but monitorの精神でワインと向き合っている

とのことでした。

 

西酒造とともにワインを造るようになってから、

グリーンソングスは日本酒造りでいう

吟味蔵のような立ち位置になったそうです。

安定した美味しいワインを造る傍ら

グリーンソングスでは前にも増して

自由に、新しい挑戦ができる環境になっています。

これからもますます楽しみですね。

 

「歯を食いしばって、笑顔で」

この言葉をモットーにやってきたから

あまり苦労話みたいなのはないんですよ。

という小山さん。

大変なことがあっても

それを乗り越えられてきたから

苦労をものともせず

美味しいワインを造られているのですね。

 

ソーヴィニヨンブランの次には

上品な薄紫色のエチケットの

ピノグリ(2018年)も頂きました。

ピノ グリ


小山さん曰く2018年は

今もとても状態がよく、冷やして美味しい。


ちなみに浩平さんの生まれは青森で実家は酒蔵。

だから、日本酒を感じるようなワインを造ってみたいと

このピノ グリが誕生しました。


きりっと爽やかでありながら日本酒のような華やかな吟醸香。

こちらも和食にとっても良く合いました。



以下にすだちさんのお料理をご紹介します。

今回は少し特別なお品書きになっています。

 

先付 真たち 和田牛蒡 雲丹 湯葉餡

炭焼 知床地鶏もも串

椀 野付産帆立葛打ち 愛別舞茸

造り 活鮑 平鱸 縞鯵

魚 網走産きんき幽庵焼 鳴門金時

八寸 明石産鰆 もずく 牡蠣 あん肝 仁木ファーム大椎茸

肉 滝川産合鴨ロース 芽キャベツ 八丁味噌

食事 毛蟹 九条葱 ゆめぴりか

甘味 紫芋アイス ル・レクチェ

 


最後の赤ワインは、ピノ子オーナーが

浩平さんの為に用意した希少なブルゴーニュ ワイン。

「ご自分のワインはいつも飲まれてるでしょうから、

浩平さんが刺激を受けそうな特別なワインを用意しましたよ」

浩平さん同様、当店に何度もご来店いただいている

ルー デュモン率いる

仲田晃司さんの希少な自社畑ワイン。


「日々天候と向き合い、惜しみない労力を使って葡萄を栽培し、ワインを造る。だから生産者さんが一番偉いと心底思う。私たちにはとても真似できないよね」と口癖のように言っているピノ子オーナー。このワインが浩平さんへのオマージュのように思えてなりませんでした。

浩平さんも仲田さんのワインに多くを感じられたご様子でした。



 どのお料理も本当に素晴らしく美味しく、

ワインとの相性も抜群でした。


こんな貴重な体験をさせて頂き

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そして、少し長くなりましたが

お読みいただきありがとうございました。

皆様も是非、個性豊かで滋味深い

グリーンソングスのワイン試してみて下さいね。


左から順に
2019 ソーヴィニヨン ブラン \3300(3630)
2018 ファンキー ソーヴィニヨン ブラン \3400(3740)
2018 ピノ グリ \3300(3630)
2020 リースリング \3400(3740)
2018 ピノ ノワール \4600(5060)
2020 アンバー ピノ グリ(オレンジワイン) \3400(3740)
2020 ピノ ノワール ロゼ \3300(3630)


今後とも当店のロングセラー ワイン

「グリーンソングス シリーズ」を

どうぞ宜しくお願いいたします。

まだ飲んだことのない方にも是非おすすめさせてくださいね。


 

皆様のご来店、心よりお待ちしております!




 

 

2023年1月5日木曜日

Real Wine Guide 80



昨年12月に発売された
『リアル ワインガイド80』
旨安ワイン 3000円以下の
本当においしいワインとして
当店のおすすめ
ワインが掲載されました。


Les Naturistes Bordeaux Blanc 2020
左:レ ナチュリスト ボルドー ブラン
原産地 フランス ボルドー
フレッシュでピュアな果実味
実力派シャトーが手掛ける
自然派ワイン


Rouge de Vallee 2020
中央:ルージュ ド ヴァレー
原産地 イタリア ヴァッレ ダオスタ
透明感のある淡い色合いの
液体ながら旨みの要素が
いっぱい詰まった滋味深い味わい。



Weinreich ROT 2019
右:ヴァインライヒ ロート
原産地 ドイツ ラインヘッセン
ブルーベリーやカシスなどの黒系果実
胡椒やクローブなどのスパイス
きれいな酸と軽快なタンニンが
心地良い自然派ワイン


過去に掲載されたワインにも
こちらのPOPを付けてますので
是非ご確認くださいね!


 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

明けましておめでとうございます!

2023

明けましておめでとうございます。
皆様のご健康と御多幸を

心よりお祈り申し上げます。

本年も変わらぬご愛顧の程

どうぞ宜しくお願い申し上げます。


札幌ワインマーケットスタッフ一同