2023年1月12日木曜日

グリーンソングス小山浩平さんご来店!

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

皆様こんにちは、スタッフの前川です。

 

12月末のお話になりますが

グリーンゾングスの生産者

小山浩平さんが当店にいらして下さいました!

当店にいらっしゃるのも3年ぶり、

なんと日本へ帰ってくるのも3年ぶりとのことでした。

 

色々と貴重なお話を伺いましたので

皆様にもお伝えさせていただけたらと思います。

 

ピノ子オーナー

「私、どう見たって小結じゃん!

こんなに太ってる写真載せるの恥ずかしいな

浩平さんがスリム過ぎるよね!

あ、私が太り過ぎてるのか!」

と言うので一番小さくして

写真を掲載します(苦笑)





「本当はスタッフの皆さんにもご挨拶と思っていたのに
雪の影響で名古屋からの飛行機が遅れてしまって。。。」
早番のスタッフは、午後15時~16時で上がってしまうので
お会いできたのは、ピノ子オーナーと私だけ。
なので私も記念に一枚(ラッキー)

浩平さん推しの
ファンキーソーヴィニヨンブランと
ピノノワールと共に



壁の生産者サイン


ご来店の日付も更新して頂きました!



浩平さんのフラッグシップともいえる
「グリーンソングス ソーヴィニヨン ブラン」と

「ファンキー ソーヴィニヨンブラン」の

何が違うのかというと

ファンキーの方はニュージーランドでは珍しく

樽発酵・樽熟成をさせたソーヴィニヨンブラン。

優しい果実味と樽の風味のバランスが素晴らしいです。

樽香のあるボルドーブランを想像していただくと

イメージしやすいかもしれません。


ファンキー ソーヴィニヨンブラン



それから、浩平さんからビッグニュース!

「今シャンパーニュの研究をしているんですよ」と。

お話を伺うと瓶内二次発酵の本格的な

スパークリングの醸造を計画しているとのこと。

瓶内熟成は時間がかかるため完成は

まだ先ですがとても楽しみですね。

 

ご来店いただいた後

当店のブログでもお馴染み

円山すだちさんに食事へ。

私もご一緒させていただきました。

(すだちさんのお料理もあとでご紹介させてくださいね)

 

お料理と一緒に

グリーンソングスのソーヴィニヨンブランを

提供していただきました。

小山さんに最初のテイスティングが出され、

「このワインはなんか造ったことがあるみたいなので、

テイスティングしなくても大丈夫」

とお答えされ、場を和ませてくださいました。


また「ワインの世界って怖いですよね。

アンリジローの次にグリーンソングスがくるんですよ。

穴があったら入りたい気分です」

(最初はアンリジローのシャンパーニュで乾杯)

なんて謙虚なお方なのでしょう。


お会いする前に、ピノ子オーナーから

「浩平さんって、東大の法学部出てるんだよ!

すごくない?? なのにフレンドリーで優しくて

気さくでとっても素敵な方なのよ!本物の凄い人って

決して偉ぶったり調子に乗ったりしないよね」

と聞かされていたので、実際にお会いして納得!

本当に素敵で紳士的な方でした。

 

早速、ソーヴィニヨンブランを飲んで、

ピノ子オーナー

「うーん、やっぱり美味しい!!

ピュアな透明感が美しい!

この優しい味わいが料理と合う!」

柔らかな果実感と染み渡るような旨みが

とことん美味しく、すだちさんのお料理とマリアージュします。

一般に思い浮かべるニュージーランドのワイン

(トロピカルで甘草の香りが強めな感じ)

というイメージを持って飲むと、いい意味で

かなり違った印象を受けるかもしれません。

ソーヴィニヨン ブラン


ワインだけでも、もちろん美味しいですが

是非食事とともに楽しんでいただきたい

日常に寄り添うフードワインなのです。

 

「どうしたらこんな美味しいワインを造れるのですか」

という質問には「結構大変ですよ」と笑いながら。

グリーンソングスの今についてもお話してくださいました。

 

現在、グリーンソングスは

富乃宝山で知られる西酒造と共同計画し、

畑が3haから50ha程までに増えているそです。

以前は全部自分で畑の管理もしていたけれど、

今は栽培チームと醸造チームに分けて

10名程のスタッフと一緒に働いています。

オーガニック栽培なので、もちろん畑は良く見ている

畑が3haの時と変わったところは

栽培醸造責任者として全体を管理しているので

Trust but monitorの精神でワインと向き合っている

とのことでした。

 

西酒造とともにワインを造るようになってから、

グリーンソングスは日本酒造りでいう

吟味蔵のような立ち位置になったそうです。

安定した美味しいワインを造る傍ら

グリーンソングスでは前にも増して

自由に、新しい挑戦ができる環境になっています。

これからもますます楽しみですね。

 

「歯を食いしばって、笑顔で」

この言葉をモットーにやってきたから

あまり苦労話みたいなのはないんですよ。

という小山さん。

大変なことがあっても

それを乗り越えられてきたから

苦労をものともせず

美味しいワインを造られているのですね。

 

ソーヴィニヨンブランの次には

上品な薄紫色のエチケットの

ピノグリ(2018年)も頂きました。

ピノ グリ


小山さん曰く2018年は

今もとても状態がよく、冷やして美味しい。


ちなみに浩平さんの生まれは青森で実家は酒蔵。

だから、日本酒を感じるようなワインを造ってみたいと

このピノ グリが誕生しました。


きりっと爽やかでありながら日本酒のような華やかな吟醸香。

こちらも和食にとっても良く合いました。



以下にすだちさんのお料理をご紹介します。

今回は少し特別なお品書きになっています。

 

先付 真たち 和田牛蒡 雲丹 湯葉餡

炭焼 知床地鶏もも串

椀 野付産帆立葛打ち 愛別舞茸

造り 活鮑 平鱸 縞鯵

魚 網走産きんき幽庵焼 鳴門金時

八寸 明石産鰆 もずく 牡蠣 あん肝 仁木ファーム大椎茸

肉 滝川産合鴨ロース 芽キャベツ 八丁味噌

食事 毛蟹 九条葱 ゆめぴりか

甘味 紫芋アイス ル・レクチェ

 


最後の赤ワインは、ピノ子オーナーが

浩平さんの為に用意した希少なブルゴーニュ ワイン。

「ご自分のワインはいつも飲まれてるでしょうから、

浩平さんが刺激を受けそうな特別なワインを用意しましたよ」

浩平さん同様、当店に何度もご来店いただいている

ルー デュモン率いる

仲田晃司さんの希少な自社畑ワイン。


「日々天候と向き合い、惜しみない労力を使って葡萄を栽培し、ワインを造る。だから生産者さんが一番偉いと心底思う。私たちにはとても真似できないよね」と口癖のように言っているピノ子オーナー。このワインが浩平さんへのオマージュのように思えてなりませんでした。

浩平さんも仲田さんのワインに多くを感じられたご様子でした。



 どのお料理も本当に素晴らしく美味しく、

ワインとの相性も抜群でした。


こんな貴重な体験をさせて頂き

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そして、少し長くなりましたが

お読みいただきありがとうございました。

皆様も是非、個性豊かで滋味深い

グリーンソングスのワイン試してみて下さいね。


左から順に
2019 ソーヴィニヨン ブラン \3300(3630)
2018 ファンキー ソーヴィニヨン ブラン \3400(3740)
2018 ピノ グリ \3300(3630)
2020 リースリング \3400(3740)
2018 ピノ ノワール \4600(5060)
2020 アンバー ピノ グリ(オレンジワイン) \3400(3740)
2020 ピノ ノワール ロゼ \3300(3630)


今後とも当店のロングセラー ワイン

「グリーンソングス シリーズ」を

どうぞ宜しくお願いいたします。

まだ飲んだことのない方にも是非おすすめさせてくださいね。


 

皆様のご来店、心よりお待ちしております!




 

 

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